SAKEBI 美しい酒と若者の叫び

2013年9月号

コラム 論理的飲酒のススメ

2013年08月25日 20:04 by NextSakeGeneration

 

「なぜお酒を飲むの」なんて野暮な質問をされたことのある人は少なくないだろう。ここで今一度、人がなぜ酒を飲むのかを考えてみよう。

筆者の場合

①酒が美味しい

②酒と料理を一緒に口にするとさらに美味しくなる

③ストレスが解消する

が”酒を飲む理由”である。

またそれぞれの根拠は以下の通りだ。

①そもそも”美味しさ”とは、基本五味を中心に、科学的・文化的要因などをふまえて感じることであるが、私は酒に美味しさを感じることが多い。

②”美味しくなる”とは酒と料理とが合わさることによる「旨味の相乗効果」「調和」「爽快感」を意味する。「旨味の相乗効果」とは料理に含まれる旨味成分と酒の旨味成分が組み合わさることで飛躍的に旨味が増すことである。「調和」とは例えば味の濃い料理を酒が薄め、ちょうど良い味に調節することである。「爽快感」とは口に残っている料理の味を洗い流し、次の一口を新鮮なものにさせることである。

③適度な飲酒にはストレス解消効果があると言われているが、私自身実感している。

このように、適量な飲酒は私にとってはとてもよいことなのである。しかしいくら”適量”とは言え、毎日の飲酒は体に負担を与えるこことになる。そこで休肝日を設けることを大切だが、酒を愛する多くの人がこの休肝日を作るのに苦労しているのではないだろうか。私もその一人だった。しかし酒を飲む理由を論理的に考えたことで、今では何の苦もなく休肝日を作れるようになった。

ここで、筆者の休刊日を作る方法を紹介する。それは、上記の酒を飲む理由を酒以外で代替する。つまり、「美味しさ」「料理との相棒」「ストレス解消効果」を酒以外で求める。

例えば、普段酒飲むときは食べない白米などの食事にする。ご飯に合うおかずを用意。丼ものにしちゃってもでもいい。おかずの味が濃かったら、白米を口にかき込んで、それでも残るようだったらウーロン茶でさっぱりすればいい。そして食後にはコーヒータイム。酒飲むときみたいにだらだら食事しないので、いつもは聞き流してるテレビにも集中して最後まで楽しんじゃう。気がついたら、仕事で嫌なことがあったこともすっかり忘れて、明日も頑張ろうと気持ちを切り替えることが出来る。

 あらためて、これらを一度に満たすことができる「酒」は偉大であると感じる。やはり、一生やめられないだろう。

(写真・文 NestSakeGeneration編集部)

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